時と共に変わりゆくレイクタウンの風景とそこに暮らす人々。
その姿を撮り続けている写真家 山崎弘義さん。
山崎さんがレイクタウンを題材に撮影をした「Around LAKE TOWN」シリーズは、これまで3回発表されてきました。
- 2017年9月29日(金)~10月4日(水)オリンパスギャラリー東京
「Around LAKE TOWN」
- 2018年2月10日(土)~2月18日(日)ギャラリーヨクト
「Around LAKE TOWN 2」
- 2018年8月5日(日)~8月12日(日)ギャラリーヨクト
「Around LAKE TOWN 3」
会場は東京・四谷のギャラリーヨクト
今回、「Around LAKE TOWN」シリーズ 第4弾 山崎 弘義 写真展「Around LAKE TOWN 4」が東京・四谷のギャラリーヨクトで開催されています。
会場は、「Around LAKE TOWN」シリーズ ファンの皆様にはすでにおなじみの会場、四谷三丁目の交差点から新宿通りを新宿方面に少し歩いた場所にある前回とおなじギャラリーヨクトです。
新宿通りを1本裏に入った場所にありますので、はじめての方はこちらの地図をご確認ください。
今回の展示は?
今回は昨年の夏以降に撮影された夏祭りの写真、「こしがやイルミレイク 2018」の模様など24点のカラー作品が展示されています。
私が会場を訪れた際にもすでに多くの方が訪れて、作品に見入っていました。
作品の題材はこれまでの「Around LAKE TOWN」シリーズと同じく、レイクタウンの日常風景をスナップショットしたものです。
そこに写る街の風景や人々の姿から、街の喧騒や人々の息づいかいまでもが聞こえてくるような一瞬一瞬が並んでいます。
レイクタウンやその周辺で生活されている方は、よく見慣れた街並みや、知り合いの姿も発見できるかもしれません。
会期中に是非お出かけください。
山崎弘義写真展『Around LAKE TOWN4』
2019年2月20日(水)~2月28日(木)会期中休みなし
13:00~19:00(2月28日は17:00まで)
越谷レイクタウン地区は東京都心から北方に約22km、埼玉県越谷市の南東部に位置する、計画面積225.6ha・計画人口22,400人の新しい町である。2008年に街開きして、10年目を迎えた。中心に位置する大相模調節池の畔に立ち、あたりを見渡すと、東にはイオンレイクタウンという巨大商業モール、南方向にはマンションが連なる一帯がある。そこにわずか20年前にあった田園風景は想像すらできない。
島村慎市郎市長(1977年~1997年在任)の発案で始められたというレイクタウン事業は背景に農家の後継者不足という問題があった。当初のインテリジェントシティを作る構想はバブル崩壊などの経済状況の変化により修正を余儀なくされたが、ここまで大きなニュータウンが誕生すると思った人はおそらく少ないのではないか。ニュータウンはいずれ成熟し、老成していく。それは他地区の郊外都市の例を見るまでもない。果たしてこれから、東町・相模町・大成町(レイクタウン地区の旧町名)はどう変貌していくのか、見続けていきたい。本展示は2017年9月、2018年2月、同年8月に続き第4回のレイクタウンシリーズとなる。カラー写真A2サイズ・24点を展示。
ギャラリーヨクト http://yocto.webcrow.jp/
〒160-0004 東京都新宿区四谷4-10 ユニヴェールビル102
東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目」駅2番出口から徒歩5分
Tel:03-6380-1666
写真家 山崎弘義さんのプロフィール
Profile 山 崎 弘 義 English Hiroyoshi yamazaki
昭和31年4月9日埼玉県生れ。昭和55年慶応義塾大学文学部哲学科卒。
昭和59年頃 路上スナップする山内道雄氏に遭遇し衝撃を受け、東京写真専門学校へ入学する。昭和62年同校報道写真科Ⅱ部卒業。
昭和61年には雑誌『写真時代』が母体になってできたワークショップ”フォトセッション”fotosession1987.jpgに加入し、森山大道先生から指導を受ける。 ajito1.jpg ajito2.jpg ajito3.jpg
その後、東京を主題としてストリートスナップを撮影し、個展・グループ展・雑誌等で発表した。
平成11年以降、母を介護する傍らに母と庭の連作”DIARY”を撮影。
近年は都市近郊の風景にフィールドを移している。現在、日本写真芸術専門学校非常勤講師。
平成29年8月 ギャラリーヨクトのメンバーとなる。
<個 展>
平成 元年 6月 『東京オンザストリート』 (プレイスM)
平成 2年 9月 『路上の匂い』 (ミノルタフォトスペース)
平成 4年 4月 『はざまの表情』 (オリンパスホール)
平成 5年 6月 『ストリート・スケープ』 (プレイスM)
平成 6年 1月 『クロスロード』 (コニカギャラリー)
平成 8年 5月 『ウオーク・オン・ザ・サニーサイド』 (ドイフォト)
平成21年 8月 『 D I A R Y 』 (UP FIELD GALLERY)
平成22年 1月 『水と緑と太陽のまち』 (アイデム フォトギャラリー シリウス)
平成26年 8月 『Outskirts』(TotemPolePhotoGallery)
平成27年 4月 『DIARY 母と庭の肖像』(新宿ニコンサロン)
平成28年 6月 『CORRESPONDENCE/LANDSCAPE 016 Self-Scape Part-1』工房親
平成28年 9月 『水と緑と太陽の町』 コニカミノルタプラザ
平成28年11月 『DIARY母との庭の肖像』(ロハススタジオ 茨城県石岡市) “生死去来山崎弘義・山本透二人展”として開催
平成29年 7月 『Know Thyself』 (TAPGallery)
平成29年 9月 『Around LAKE TOWN』 (オリンパスギャラリー東京)
平成30年 2月 『Around LAKE TOWN 2』(ギャラリーヨクト)
平成30年 8月 『Around LAKE TOWN 3』(ギャラリーヨクト)
<グループ展>
昭和61年 9月 フォトセッション写真展1.(新宿文化センター)
昭和62年 3月 東京写真専門学校卒業制作展(フジフォトプラザ)
昭和62年 5月 フォトセッション写真展2.(新宿文化センター)
昭和63年 5月 フォトセッション写真展3.(新宿文化センター)
平成 元年 1月 フォトセッション写真展4.(新宿文化センター)
平成 元年 3月 フォトセッション写真展5.(プレイスM)
平成 元年12月 LIKE A BLIND CAT(自由が丘インペリアルギャラリー) cat-1.jpg cat-2.jpg
平成 6年 9月 JAPANESE NEW COMERS TO NEWYORK (450 BROADWAY GALLERY/NEWYORK) bokov.jpg
平成 9年11月 平成のウロボロスvol.15『霜月の契』 (隅田公園リバーサイドギャラリー)
平成10年 5月 STREET OBSESSION (スタジオ・エビス)
平成11年 9月 STREET OBSESSION Ⅱ (スタジオ・エビス)
平成15年 2月 STREET OBSESSION Ⅲ (アイデム フォトギャラリー シリウス)
平成16年 8月 贅沢な床 Ⅱ (アイデム フォトギャラリー シリウス)
平成17年 8月 贅沢な床 Ⅲ (アイデム フォトギャラリー シリウス)
平成19年 3月 贅沢な床 Ⅳ (アイデム フォトギャラリー シリウス)
平成20年 8月 贅沢な床 Ⅴ (アイデム フォトギャラリー シリウス)
平成22年 4月 贅沢な床 Ⅵ (アイデム フォトギャラリー シリウス)
平成23年 12月 贅沢な床 Ⅶ (アイデム フォトギャラリー シリウス)
平成25年 6月 贅沢な床Ⅷ (アイデム フォトギャラリー シリウス)
平成27年 6月 CORRESPONDENCE LANDSCAPE 015「Self-Scape 風景表現の異領域 」(工房親)
平成28年 8月 贅沢な床Ⅸ (アイデム フォトギャラリー シリウス)
平成28年 9月 テグフォトビエンナーレ2016(韓国・大邱広域市)
平成29年 8月 ギャラリーヨクト メンバー展(ギャラリーヨクト)
<掲載誌>
フォトセッション写真集vol.Ⅰ・vol.Ⅱ http://www.book-oga.com/wimages/foto_session.html
タウン誌「あみゅーず」に「オンザストリート」連載(昭和63年6月~平成2年8月)
平成4年 5月号 日本カメラ 「はざまの表情」
平成5年 2月号 日本カメラ 「クロスロード」 ゙
平成6年 2月号 日本カメラ 「クロスロード」 ゙
平成8年 6月号 日本カメラ 「ウオーク・オン・ザ・サニーサイド」
平成21年8月号 アサヒカメラ「DIARY」
平成21年11月号 『世界』グラビア・巻末エッセイ
平成27年 5月号 日本カメラ 『DIARY 母と庭の肖像』
<批評>
「写真の現在(飯沢耕太郎著)」p.293「スナップショットの磁力」http://www.nitesha.com/?pid=62052693
「まだまだ面白い東京の街角の人(木俣信義著)」しんじゅくTODAY’90.11.
「これが写真だクロニクル2009(飯沢耕太郎著)」p.189「DIARY」(アトリエサード)http://atelierthird.jugem.jp/?cid=35
<テレビジョン>
テレビ埼玉 2015/5/21 NEWS930で写真集が紹介され、インタビューが放映されました。
Eテレ・ハートネットTV 2015/11/18 『母がいた場所』 写真集が紹介され、インタビューが放映されました。
Hiroyoshi Yamazaki Photographs より
これまでの「Around LAKE TOWN」シリーズ
参照:山崎 弘義 写真展 「Around LAKE TOWN」 新宿のオリンパスギャラリー東京で開催中!
https://www.laketown.info/2017/10/around-laketown/
参照:開催決定! 山崎 弘義 写真展「Around LAKE TOWN 2」~2018年2月10日より東京・四谷のギャラリーヨクトにて~
https://www.laketown.info/2018/01/around-laketown-2/
参照:山崎弘義写真展 「Around LAKE TOWN 3」四谷 ギャラリーヨクトで開催中!
https://www.laketown.info/2018/08/around-laketown-3/