こんにちは!レイクタウン情報局のsoraです!
先日の記事で紹介しました、越谷市内に住む写真家、山崎 弘義 さんの 写真展「Around LAKE TOWN 2」に行ってきました!
昨年の秋、新宿のオリンパスギャラリー東京で開催された「Around LAKE TOWN」 の第二弾ということで、2018年2月18日(日)まで東京・四谷のギャラリーヨクトで開催中です。
ギャラリーヨクト
会場のギャラリーヨクトは、東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目」駅から、新宿通りを新宿方面に徒歩で5分ほど歩いた場所です。
新宿通りからは一本裏に入ったマンションの1室がギャラリーになっており、入口の看板が無いと入るのに戸惑いそうな場所でした。
ギャラリーヨクト
http://yocto.webcrow.jp/
〒160-0004 東京都新宿区四谷4-10 ユニヴェールビル102
マンションの1階にある102号室の扉を開くと、そこが会場です。
今回の写真展「Around LAKE TOWN 2」では、25作品程が展示されています。
「Around LAKE TOWN」シリーズ
山崎 弘義 さんの 「Around LAKE TOWN」シリーズの作品は、日々変化しつつあるレイクタウンやその周辺の街並みと、そこで生活する人々の日常の一コマを撮影したリアルなドキュメンタリーです。
レイクタウンの街ができる以前の姿から、定点観測を続けている 「Around LAKE TOWN」の作品群には、レイクタウンでの飾らない日常の画が、丁寧に切り取られています。
日々成長している街の変化や、生活風景の変化を納めている風俗資料的な要素はもちろん、そこに暮らすレイクタウンの人々の肖像写真としての楽しみ方もあります。
レンズ越しに収められたアイデンティティー
普段の生活の中に、突然カメラを持った人が現れ、カメラのレンズを向けられると、被写体はどうしても身構えてしまい、普段の表情とは違う作られた表情になってしまいがちですが、「Around LAKE TOWN」に、そうしたことを感じさせない写真が多いのは、カメラのレンズの向こうでファインダーを覗く山崎さんの気さくで温和な人柄が、そうさせているのかもしれません。
その一方で、会場においてあった、以前の山崎 弘義 さんの別のシリーズの作品を拝見させて頂くと、そこにはギラギラとした視線で、カメラのレンズに鋭い視線を送る被写体が納められた作品もあり、カメラを通して、被写体と対峙することで、文字や言葉では表現しきれない、被写体からにじむ感情が作品の中に投影されて伝わってくるようでした。
「Around LAKE TOWN 2」の会場をを訪れた際には、ぜひアルバムに収められた、山崎 弘義さんの別の作品も鑑賞してみてください。
「Around LAKE TOWN」続編にも期待
レイクタウンの街が生まれてまもなく10年。
生まれたばかりの街では、開発が日々進み、あたらしい建造物が次々と生み出されてきました。
そこには多くの人が集まり、都会とも田舎とも違う、ニュータウンとしての変化が織りなされて来ました。
多くの人が暮らすようになったレイクタウン。
そこでは、子どもが誕生し、成長し、大人が歳を重ね、いずれ老いていきます。
それぞれの人生を積み重ねて、街とともに成熟していくはずです。
「Around LAKE TOWN」のシリーズにはそうしたドキュメンタリーの要素と、そこで生活する人々の人生の1コマが克明に記録されて積み重ねられている様に感じます。
今後、「Around LAKE TOWN 2」の続編が、今後も制作されるのであれば、成熟したレイクタウンの街と人々の姿が写されていることと思われます。
どんな1枚が加えられていくのか、シリーズの続編を期待したいと思います!
山崎 弘義 写真展 「Around LAKE TOWN 2」
期間:2018年2月10日(土)~2月18日(日)会期中休みなし
13:00 ~19:00
会場:ギャラリーヨクト(東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目」駅2番出口から徒歩5分)
Hiroyoshi Yamazaki Photographs
http://yama.g.dgdg.jp/
前回実施された、「Around LAKE TOWN」の記事です。
「山崎 弘義 写真展 「Around LAKE TOWN」 新宿のオリンパスギャラリー東京で開催中! 」
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