こんにちは、レイクタウン情報局のsoraです!
日々、街の開発が進み住居や店舗が増えているレイクタウンの街ですが、JR武蔵野線の「越谷レイクタウン駅」の乗車客数の推移から、駅の開業から直近2015年度分までの発展のペースを見てみたいと思います。
今回は比較として、同じJR武蔵野線の通る、越谷レイクタウン駅の周辺の駅と比べてみましょう!
南越谷駅~新松戸駅間の1日平均の乗車人員
【対象期間】
2007年度~2015年度
【対象駅】( )内は接続路線
- 南越谷駅(東武スカイツリーライン)
- 越谷レイクタウン駅 ※2008年3月15日開業
- 吉川駅
- 吉川美南駅 ※2012年3月17日開業
- 新三郷駅
- 三郷駅
- 南流山駅(つくばエクスプレス)
- 新松戸駅(JR常磐線)
※数値はJR東日本のサイトを参照しました。(表の数値に間違いがあれば教えてください)
※乗車客数の数字はJR東日本の発表したものを元にしています。
※南越谷駅(新越谷)、南流山駅に関しては、JR駅のみの数字です。
2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
南越谷 | 62,446 | 64,636 | 65,382 | 65,740 | 67,114 | 68,656 | 70,818 | 70,976 | 73,285 |
越谷レイクタウン | 2,151 | 10,184 | 13,814 | 14,810 | 18,115 | 18,246 | 19,607 | 20,431 | 24,195 |
吉川 | 19,806 | 19,341 | 18,866 | 18,694 | 18,727 | 18,172 | 18,257 | 18,045 | 18,144 |
吉川美南 | 1,474 | 1,714 | 2,350 | 2,975 | 3,782 | ||||
新三郷 | 11,570 | 12,199 | 16,337 | 16,504 | 16,498 | 16,293 | 16,289 | 15,945 | 15,971 |
三郷 | 15,109 | 14,964 | 14,770 | 14,455 | 14,287 | 14,625 | 14,633 | 14,325 | 14,421 |
南流山 | 23,235 | 24,843 | 26,165 | 27,153 | 27,958 | 29,013 | 30,399 | 31,024 | 32,220 |
新松戸 | 37,094 | 36,647 | 36,192 | 35,834 | 35,784 | 36,288 | 37,285 | 36,911 | 37,926 |
新八柱 | 22,594 | 22,866 | 23,086 | 23,150 | 23,255 | 23,615 | 23,976 | 23,738 | 24,300 |
東松戸 | 11,959 | 13,248 | 13,781 | 14,513 | 15,405 | 16,687 | 17,691 | 18,018 | 18,880 |
3つのグループに分類
まず目につくのが、他路線との結節点となっていて、複数路線を利用できる駅(南越谷駅、新松戸駅、南流山駅)が上位に来ています。
先頭を走る南越谷駅は、地下鉄直通の東武スカイツリーラインが走る新越谷駅と接続し、今回の比較駅の中ではダントツの7万人超えです。
続く第2グループに同じく都心アクセスの路線と接続する新松戸駅、南流山駅。
第3グループ以降に、武蔵野線単独駅が続いています。
トップを走る南越谷駅
地下鉄と直通運転する東武スカイツリーライン新越谷駅と隣接する南越谷駅は、今回の比較対象の駅の中でもダントツのトップです。
ここ数年は1日あたり7万人を超える乗車数。
武蔵野線沿線に住んでいる方が、都心への通勤・通学に使うケースが多いのかもしれません。
いつも混んでいるイメージです。
都心へのアクセス路線を抱える新松戸駅、南流山駅
先頭を走る南越谷にやや離されていますが、第2グループに付けているのが新松戸駅、南流山駅の2駅です。
常磐線の通る新松戸駅と、つくばエクスプレスの通る南流山駅ですが、新松戸駅が個々数年横ばい傾向にある一方、南流山駅が着実に1日平均の乗車数を伸ばし、新松戸駅に迫っています。
堅調が続く南流山駅(つくばエクスプレス)と、足踏みのつづく新松戸駅(常磐線)の比較をしてみると、いろいろと興味深い論点が出てきそうですね。
武蔵野線単独使用の第3グループ
第3グループはJR武蔵野線単独使用の駅が集まります。
越谷レイクタウン駅もこの集団に含まれます。
今回の調査期間を越谷レイクタウン駅開業の2007年度からとしたことも要因として考えられますが、越谷レイクタウン駅は今回の調査対象のそれぞれの駅の中でも堅調に1日平均の乗車数を伸ばしていますね。
イオン レイクタウンの開業や、周辺の住宅開発、叡明高等学校の移転が寄与しているものと思われます。
越谷レイクタウン駅開業からの8年強で、今回比較しているJR武蔵野線単独使用の5駅(越谷レイクタウン駅、吉川駅、新三郷駅、三郷駅、吉川美南駅)の中でトップになり、南流山駅、や新松戸駅のいる第2グループに迫りつつあります。
今後はどうなる?
レイクタウンの街の状況を見ますと、現在は武蔵野線の中吊り広告で目にする駅前マンションの「アクアステージ グランアルト越谷レイクタウン」や、「グランセンス越谷レイクタウン」も売り出し中ですし、駅の東側には大型マンション「シティテラス越谷レイクタウン」が控え、戸建て分譲とあわせて考えると、駅利用者人口の増加の余地があります。
ここ2年~3年ぐらい、2020年前後までは越谷レイクタウン駅の1日平均の乗車人員も増加傾向が続く可能性が高そうです。
さらに妄想を膨らませて、遅々として進まず、夢物語の様な話になりつつある、「地下鉄8号線」の計画が、仮に実現すると、越谷レイクタウン駅も第2グループの仲間入りができそうですが、、、(あの話、現状、どうなってるんですかね?)
吉川美南駅は駅前の開発が進みつつあり駅近の用地が残されているなど、ポテンシャルを秘めていますが、これからの開発次第でしょうか。
最後に願望
武蔵野線は年々利用者数も増えています。
混雑対策として、増発や10両編成の実現など、改善してもらいたいところですが。。。
多分いろいろと難しいんですよね?>鉄のみなさん